図書館本
初出は琉球新報社の連載コラム(2008-2010)
単行本化 佐藤優のウチナー評論 2011年8月 琉球新報社
沖縄地方紙の連載であれば、通常東京や本土の人間が読む事はまず無い。
そう言う意味では佐藤さん(ご母堂が久米島出身)の沖縄に対する愛情が読み取れる本である。
既に多くの著作の中で、佐藤さんはご自身の沖縄に対する思いを書かれているが、本書はまさにご自身の出自をも含めた沖縄論であろう。
沖縄の歴史、琉球処分、戦争の爪あと、基地問題等々。
そして沖縄はいつから日本なのか? あるいは、そもそも沖縄は日本なのか? 沖縄独立論をどう考えるか。
高橋哲哉氏の言う「犠牲のシステム」としての沖縄が本書でさらに明白に感じる。
「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常、財産、尊厳、希望等々)を犠牲にして生み出され、維持される。犠牲にする者の利益は、犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし、維持されない。この犠牲は、通常、隠されているか、共同体(国家、国民、社会、企業等々)にとっての「尊い犠牲」として美化され、正当化されている」
備忘録メモ
漫画家小林よしのり氏の問題 沖縄は全体主義の島
沖縄党で自己主張を
鳩山総理を官僚包囲から救え
小沢一郎氏と辺野古問題(小沢さんは辺野古移転反対、政治資金問題での検察の動き)
初出は琉球新報社の連載コラム(2008-2010)
単行本化 佐藤優のウチナー評論 2011年8月 琉球新報社
沖縄地方紙の連載であれば、通常東京や本土の人間が読む事はまず無い。
そう言う意味では佐藤さん(ご母堂が久米島出身)の沖縄に対する愛情が読み取れる本である。
既に多くの著作の中で、佐藤さんはご自身の沖縄に対する思いを書かれているが、本書はまさにご自身の出自をも含めた沖縄論であろう。
沖縄の歴史、琉球処分、戦争の爪あと、基地問題等々。
そして沖縄はいつから日本なのか? あるいは、そもそも沖縄は日本なのか? 沖縄独立論をどう考えるか。
高橋哲哉氏の言う「犠牲のシステム」としての沖縄が本書でさらに明白に感じる。
「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常、財産、尊厳、希望等々)を犠牲にして生み出され、維持される。犠牲にする者の利益は、犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし、維持されない。この犠牲は、通常、隠されているか、共同体(国家、国民、社会、企業等々)にとっての「尊い犠牲」として美化され、正当化されている」
備忘録メモ
漫画家小林よしのり氏の問題 沖縄は全体主義の島
沖縄党で自己主張を
鳩山総理を官僚包囲から救え
小沢一郎氏と辺野古問題(小沢さんは辺野古移転反対、政治資金問題での検察の動き)