図書館本

「がんもどき」「本物のがん」で亡くなった有名人の例、ご自身がフォローアップしている患者さんを例に出して話が進む。

転移する、しないが重要らしいが、科学は万能でないという立場からも見ても多々検証されなければいけない状況の様に思える。

ほとんど全ての人は疼痛は避けたいと思っているだろうし、出来れば長生きしたいと思ってもいるだろう。
裏返せば疼痛管理がモルヒネ等で的確に出来れば、穏やかに住み慣れた家で死にたいと思うこともあるだろう。

筆者が主張する「治療しなければ、がんは穏やかに死ねる病気」というのも一理あるかなと。
治らないのに過剰な治療で迎える死であるとすると確かにそれは避けたい。

ちなみに現状行われている免疫療法はサギだと書かれている。

「イレッサ」は発売当時「夢」の肺がん治療薬であった。
放射線治療は否定されていない。

こちらの、研究 欧米ではどんどん減っているのに なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬのかby現代ビジネスの記事と併せて読むと興味深い