図書館本

以前読んだ、大蔵官僚であった志賀櫻氏のタックス・ヘイブン――逃げていく税金 (岩波新書)2013年が非常に興味深く、同じ題の小説を読みたいと思った。

著者の橘氏(1959-)はマネーロンダリング等の著作もあり、金融業界に精通しているのだろう。

あくまでも小説なのだろうが、おそらくは多くの人たちが日々、お金儲けのために法ギリギリ、あるいは法を犯して、生きているのであろう。

まあ、一般人にはまったく異次元なのだが、本邦においては日銀総裁が異次元の金融政策を行うと宣言したので、少しは節税、脱税、租税回避に関して知っておいても良いのかと思った次第。

お金は大切、でもお金のためだけに生きるのはバカだと再認識。
小説としては非常に面白い。