リニア国交相意見秋にも着工か - NHK山梨県のニュース


JR東海が本当に国交大臣意見を真摯に受け止めるならな工事は着工できないと思うけど。


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13年後の2027年に開業が予定されているリニア中央新幹線の建設に向けてJR東海が環境への影響をまとめた評価書について、太田国土交通大臣は地域住民への丁寧な説明などを行ったうえで、建設工事を行うべきだとする意見を表明しました。
これを受けてJR東海は建設工事の認可申請を行う方針で申請が認められればことしの秋にも着工する見通しです。
JR東海がまとめたリニア中央新幹線の環境影響評価書に対しては、6月、石原環境大臣が「環境負荷が生じることは否めず、影響を最大限、回避したり低減したりするよう求める」とする意見が出されています。
この環境影響評価書について、太田国土交通大臣は、18日の閣議の後の記者会見で環境大臣の意見に沿った措置を適切に行ったうえで、▽地域住民に丁寧な説明を行うことや、▽建設によって出る残土を有効利用することなど、8項目にわたる点に十分配慮して建設工事を行うべきだとする意見を表明しました。
そのうえで太田大臣は「環境に対する影響への懸念が払拭されることが重要で、JR東海はしっかりと検討してほしい」と述べました。
JR東海はこれらの意見を踏まえて最終的な環境影響評価書をまとめ改めて国土交通省に提出するとともに、この夏、建設工事の認可申請を行う予定で申請が認められればことしの秋にも着工する見通しです。
JR東海は「いただいた国土交通大臣の意見ひとつひとつをしっかりと検討し、できる限り早く最終的な評価書を仕上げていきたい」とコメントしています。

07月18日 14時20分