ちょっと待って!EM団子・EM活性液の投入 - warblerの日記
こちらもEM団子記事。
リンクより引用しておきます。
お近くでこんな行為が行われたら、行政にどんどん通報しましょう。
不法投棄で海洋汚染です。
『福島県生活環境部生活排水対策推進指導員講習会資料』(抜粋)
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20130712/1373605438
特に、この資料にある『微生物資材の水環境中での利用に関するQ&A』は、ぜひお読み下さい。とても参考になります。
にある通り、微生物資材による培養液を投入すると水質の悪化を招く恐れがあります。
同様な見解が、広島県、岡山県などの公的機関から出されています。
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20130428/1367131822
EM培養液である『EM活性液』はもちろん、
EMで作った「ぼかし」(有機肥料の一種)と「EM活性液」を土に混ぜて丸めて作った『EM団子』は微生物と有機肥料を含んでおり、大量に投入すると同様に環境への負荷が高まります。
EMを河川や湖沼、海などに投入する行為は「EMによる環境浄化活動」として善意で行われていますが、こうしたイベントに参加する前に、本当に環境浄化の効果が期待できるのかどうか、立ち止まって考えて頂きたいと思います。
また、沖縄で開発された微生物資材であるEMを、他の地域の川や池、海に投入することで、元々その環境にはいなかったEMに含まれる微生物が在来の微生物と混在する状態になりますが、環境保全の観点から考えて、これは望ましい状態と言えるでしょうか。もし、在来の微生物がEMに含まれている微生物との競合に負けて姿を消してしまえば、本来の環境保全とは言えなくなります。EMを投入して解決しようとするのは、在来の微生物を含む複雑な生態系の事を忘れた安易な考え方でもあると思います。
環境の回復には、河川等に流入する汚水をなんとかしないと根本的な解決にはならないでしょう。
「○○さえ投入すれば、自然環境が汚れても挽回できる」という短絡思考は、環境を汚さない様に気を付ける気持ちが薄らいでしまい、環境保護活動として本末転倒になってしまいます。
こちらもEM団子記事。
1回蔓延ってしまうと、なかなか取り去れないものなんでしょうか。
このトシになったら、ネットなどでもサプリメント広告がどっさり来ます。
まるで飲まないと、老け込んでシワ、シミだらけになって、
デブになって、体中に痛みでも来そうな感じ(笑)。
日本のサプリメント人口って、とっても多そうです。