≫ AIR Mook 11 『あのまち、このまち失敗事例集 「墓標シリーズ」』エリア・イノベーション・アライアンス [ AIA ] 自立するまちづくり支援サイト
久繁 哲之介 さんの著作を読んでからじっくり考えた方が良いですよね。
広告代理店の企画書なんて、地域名を変えて、少し内容いじって終わりでしょ。
そして経済効果なんていうコンサルの妄想を信じちゃだめですよ。けっきょく損するのは国民。
行政も土建屋さんも責任なんて絶対取りませんよ。歴史が示しています
以下転載
今回のAIR Mookは、「墓標シリーズ」特集です。
◯◯地区再開発事業、◯◯商店街再生事業等のように中心市街地活性化の起爆剤の
はずが、違う意味で炸裂し、まち衰退の起爆剤になってしまったということが
日本各地で見受けられます。しかしながら、成功事例は報じられるが、失敗事例は
大々的には報じられません。
そりゃそうですよね。「私こうやって失敗しました」とか言いたくないですし、
ましては行政など の組織にとって間違えはあってはならないことですからね。
血税を使って何の効果も得られなかっ たとすれば、それはまずい。
ということで自治体としてもそれはナイショのこととなります。表向きは
「活性化している」と言い続けるしかない。
支援をした中央官庁側でも、引き継ぎで「あれは失敗しました」 なんてことは
伝達されることなんてないため、ジョブローテーションで数年すると、全くもって
忘れ去られてしまったりすることも多いわけです。
つまり誰もわからなくなってしまう。そして、過ちは繰り返されていってしまうのです・・・。ということで、少なくとも皆様のまちでは過ちを繰り返さないためには、
まずは過去の過ちに学びましょう、そんな趣旨で本特集を組みました。
医学は解剖学から発展したわけでございますので、まちづくりに取り組む我々も、
失敗事例の解剖をしてみまして、同じ轍を踏まないため学びを得ていきましょう。
目 次
1.ケース1 スカイプラザ三沢 (青森県三沢市)
(1) 施設整備の経緯
(2) 失敗への経過
(3) 失敗の原因
(4) 結論
2.ケース2 ココリ (山梨県甲府市)
(1) 開発の経緯
(2) 失敗への経過
(3) 失敗の原因
(4) どうすれば良かったのか
(5) 最後に
3.ケース3 アピア逆瀬川 (兵庫県宝塚市)
(1) 再開発事業の経緯
(2) 失敗への経過
(3) 失敗の原因
(4) どうすれば良かったのか
(5) 最後に
4.ケース4 アクア木更津 (千葉県木更津市)
(1) 再開発の経緯
(2) 失敗の経過
(3) 失敗の原因
(4) どうすれば良かったのか
5.ケース5 コムシティ (福岡県北九州市)
(1) 再開発の経緯
(2) 失敗の経過
(3) 失敗の原因
(4) どうすれば良かったのか
6.ケース6 アウガ (青森県青森市)
(1) 再開発の経緯
(2) 失敗の経過
(3) 失敗の原因
(4) どうすれば良かったのか
7.ケース7 アルネ津山 (岡山県津山市)
(1) 再開発の経緯
(2) 失敗の経過
(3) 失敗の原因
(4) どうすれば良かったのか
8.総括 墓標の無いマチを目指して!
(1) 墓標に共通する失敗のメカニズム
(2) 墓標への構造的課題
(3) 最後に・・・
甲府市中心市街地活性化事業の目玉だった「ココリ」の項目に惹かれて、
このAIRの「会社情報」 をみましたが、この一般社団法人という「組織」が関与した成功例を知りたいと思いました。
「地域課題を解決する」− 「Solution」 −「事業実績・事例」は空白のようです。
ココリに関する分析は何処からソースを得たのか、それだけでも知りたいですね。
http://ictkofu.xii.jp/machi/kobaibldg071229.htm
私が追っかけた記事は甲府紅梅地区市街地再開発組合の解散で終ってます。
総事業費107億に対する44億税金投入の結果は私には不明のまま。