図書館本

本間龍さんは「原発広告」で原発安全神話を作り出したメディア戦略を広告媒体の収集により明らかにした。

戦争という行為に対して日本のメディアが果たした役割が本書に掲載されている広告やチラシ、雑誌から明らかになる。これがポロパガンダの本質なんだろう。

それも、主婦の友とか婦人倶楽部なんていう女性雑誌が大きな役割をしていたことに驚く。

当時のメディアが反戦、非戦を書くより、戦争賛美の方が儲かるという流れがあったことも忘れてはいけない。

どこか、現在の反中嫌韓関連の書籍が売れるという流れにも似ていると思うのは自分だけだろうか?

バカな歴史を繰り返さないために、騙されないために、虫の目、鳥の目で眺めないとだね。






トンデモ決戦0387chirashi




原発広告
本間 龍
亜紀書房
2013-09-25