山梨県/山梨県環境保全審議会
第38回山梨県環境保全審議会 会議録(PDF:361KB)
シカの害を防ぐために山梨単独でもやりましょうという委員がいますね。
山梨にオオカミの専門家いるのでしょうか?
「計画の中では、削減目標の設定において森林吸収を見込んでいま
すが、楽観的すぎるのではないかと思います。森林の状況を見ま
すと、外国からの安価な材木の輸入により国内の人工林は荒廃
し、森林は飽和状態です。近年は針葉樹だけでなく広葉樹等の植
栽も行われるようになってはいるものの、シカの食害が年々深刻
化しており、いくら植えてもシカに食べられてしまう状況です。
そういった状況を考えると、見込んでいるような森林吸収は不可
能なのではないかと思います。やはり、根本的な対策が必要であ
り、森林を100年前の状態に戻すために、オオカミを導入して
シカの数を減らし、健全な生態系に戻していく必要があるのでは
ないでしょうか。国レベルでの検討課題というお話もありました
が、国の決めたことに黙って従うだけが県や市町村に求められる
役割ではないはずです。根本的な解決のために、県から国に働き
掛けていくべきではないかと思います」
出席者
委員(敬称略)
青木進、芦澤公子、石井迪男、石川恵、牛奥久代、
漆原正二、大久保栄治、風間ふたば、塩沢久仙、島崎洋一、
相馬保政、角田謙朗、土橋金六、永井寛子、平山公明、
深沢登志夫、古屋寿隆、山縣然太朗、山野井英俊、山本紘治、
湯本光子、横内幸枝、渡邊富孝