[リニア]環境評価の改善要求 知事意見案 : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
すでに談合と裏取引で出来レースでしょうが。
以下記事
リニア中央新幹線の環境影響評価準備書について、県は5日、JR東海へ提出する知事意見の案を示した。案では同社に対し、大気や水環境など準備書に盛り込まれたほぼ全ての分野について、影響調査や保全措置の改善を要求。国に提出する着工に向けた環境影響評価書を作る際は、生活環境や自然環境が現状からどう変わるか、住民に分かりやすい内容にすべきだともしている。
同日、準備書を検証する県技術審議会の最終会合が甲府市の恩賜林記念館で開かれ、案が提示された。出席した委員からは「保全すべき動植物をより詳しく挙げるべきだ」などの指摘があり、修正後、知事意見として25日までに提出される。
案は50ページ。準備書が公表された昨年9月以降の審議会での意見や、県が沿線10市町から募った意見が反映され、騒音や振動、磁界、動植物、景観などについて、影響評価の見直しを求めた。
騒音では、笛吹市から富士川町の沿線14か所を調査地点に加え、遮音効果も評価書で具体的に示すよう要求。景観は、甲府市大津町付近に建設が予定される中間駅周辺がどのように変化するか、評価書に画像で記載することなどを求めた。
このほか、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)のエコパーク登録を目指す「南アルプス」について、同社が関係市町村と情報を共有し、環境影響に配慮するよう求めるなどしている。
(2014年3月6日 読売新聞)
山梨県環境影響評価等技術審議会が出した答申や公聴会での県民意見を参考にして知事が意見書を作成するのかと思っていたのですが、
知事が作成した意見案を審議会が審議するというように受けとれました。
山梨県環境影響評価等技術審議会という名称と
神奈川県環境影響評価審査会という名称の違いが分からなかったのですが、
山梨の場合は名は体を表わすということで、どうやら専門知識で知事を補佐するものに過ぎず、独立して意見を述べるような機関では無いと理解しました。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f247/
神奈川のこのページから入れますが、条例のあらまし、
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/635198.pdf
神奈川県の審査会は答申を知事に提出するシステムです。
県民はその答申と知事の最終的な意見書との読み比べにより、判断できます。
山梨県では審議会の議事録を丹念に読んで、知事がその中からどれを採用したかを、知事意見書と比べて判断することになりそうです。
3月5日に知事意見書案を審議したらしいので、その議事録と知事意見書の読み比べになるのでしょう。
まあとにかく責任は全て知事にあることだけは確かでしょう。