早川・芦安連絡道路 JRに30億負担要請へ : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


環境アセスメントすらされていない本件の残土処理と道路計画

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早川町と南アルプス市をトンネルで結ぶ「早川・芦安連絡道路」について、県は26日の県議会一般質問で、JR東海が置き場に悩むリニア中央新幹線建設で出た残土を使用するため、総事業費70億〜80億円のうち、同社に約30億円の負担を求める方針を明らかにした。

 県道路整備課によると、使用する残土は、リニア計画で早川町から出る残土330万立方メートルの半分の165万立方メートルで、トンネル出入り口付近などの盛り土に活用する。

 県は事業費が削減でき、同社は残土の一部が処理できるほか、連絡道路ができればリニア建設で作業車を通行させることができるメリットがある。同社が作業車専用道路を整備した場合、建設に約30億円かかるため、県は同社に同額の負担を求めることにしたという。

 県は連絡道路について、3月にも地元住民への説明会を開いて2014年度末に着工し、4、5年後の開通を目指すとしている。
(2014年2月27日 読売新聞)