映画『ダムネーション』いよいよ封切り - パタゴニアのブログ「クリーネストライン」
パタゴニアのHPより
このパワフルな映画は、アメリカという国の姿勢/態度の変化を探求して、アメリカ全土を旅した記録です。そこには、巨大ダムという工学の驚異への誇りから、私たちの未来が川の活力と健康と結ばれているという高まりつつある認識まで、さまざまな姿勢/態度があります。ダム撤去はフィクションの物語に登場する『モンキーレンチギャング』だけの仕事ではなくなりました。不要ダムが撤去されると、川は甦り、サーモンをはじめとする野生の魚たちが何十年も行くことのできなかった原始の産卵場所に戻る権利を得られます。『ダムネーション』の壮大な映画の撮影技術と予期せぬ発見は、ダムによって変えられてしまった川や景観だけでなく、自然界を征服することから、私たちが自然の一部であることへの認識まで、さまざまな価値観の変容をも映し出します。