リニア関連に2.2億円 政府予算案
何度も書いておりますが、リニア構想はすでに多額の国費が投入され、さらに想定沿線自治体がリニア課などで人件費やインフラ費用を負担しています。
以下記事
2013年12月25日(水)
リニア関連に2.2億円 政府予算案
中部横断道事業費も
2014年度政府予算案で、山梨県関係ではリニアモーターカー関連の技術開発費として、2億2600万円が計上された。
国土交通省によると、概算要求と同額を計上。13年度当初予算と比べると、3400万円(13・1%)減だった。具体的には、超電導技術を応用したケーブルの開発に充てるほか、超電導磁石に必要な機材のコンパクト化を研究する。
財団法人鉄道総合技術研究所の自己負担額を合わせた事業費は7億7800万円で、13年度当初より1億3200万円(14・5%)減った。JR東海が2027年の開業を目指し、建設を進めているリニア中央新幹線に対する予算は盛られていない。
一方、高速道路の建設や渋滞解消に伴う費用も計上された。山梨県関係では、17年の山梨−静岡間全線開通に向け、建設が進む中部横断自動車道の事業費や、週末を中心に恒常的に渋滞する中央自動車道小仏トンネルの渋滞解消に関する経費が計上される見通し。ただ、国交省は個別事業の配分額について「予算案成立後に決定する」としており、来春にも明らかになるとみられる。〈中山純〉