図書館本

佐高信さんに評価される人は少ない。
ほとんどの経済人、文化人そして学者が斬られている。
しかし、斬り方はブレがなく筋が通っている。
無責任な中立公正に挑戦状を突きつけ、その破壊者になっていきたいと。

備忘録的メモ

暴力団排除条例の廃止を求めた会見に参加したのは
佐高信、西部邁、田原聡一朗、辻井喬、鈴木邦男
田中角栄の気遣い「君にやるんじゃないんだ。君が部下と飲むときにな」
松下政経塾は松下未熟塾 政治家になる方法
城山三郎への弔辞 堤(辻井喬)、佐高信、渡辺淳一、 その最前列に中曽根、小泉
佐高信「電力と国家」の中で網野善彦の「領海の外に公海がある」=国家イコール公(パブリックではない)
カネをもらう総会屋よりカネを出す経営者が悪い
山口洋子のテスト項目=男の不良性 
サンデーモーニングに出ている岸井成格(慶応同級生)酒癖が悪い(笑)
水俣病に取り組んだ原田正純氏とは夫婦4人での付き合い。(不良性をもっていた原田氏)
嫌いな人間との接触は重要、菌を自分の中にいれて免疫をつける。
テレビは流動食、考え方の咀嚼力が発達しない(佐高さんは本当はテレビ不要だと思っているとは思いつつ)
日中平和友好条約のために田中角栄が中国に乗り込んだ時、田中は暗殺も覚悟していた。選挙の時は支持者が大きな鉄板を用意して護衛した。
山形には愛着があるが国家にはない。孫基禎(ソンギジョン)の日本国籍としてのオリンピック金メダル問題。



前書きなどは、こちらで見ることが出来ます。

目次
第1章 自分を売らない思想 
 1 自分を売らない思想
 2 孫子のためにダム計画を考える
 3 濁々併せ呑む徳間康快の夢
 4 狂熱の人、中江兆民の風刺精神
 5 だまされない思想
 6 現役の着地点をどうするか

第2章 I’ m differentの思想
 7 山形の文人たち――斎藤茂吉と藤沢周平
 8 I’m different――みんな一人ひとりの命
 9 刺激的な笑いを生み出す松元ヒロ
10 支配された民のにおいがする新井英一

自分を売らない思想
佐高 信
七つ森書館
2013-02