途上国と衛生

アフリカの子に衛生喚起 - 山梨日日新聞 みるじゃん

心温まる記事であります。
アフリカの興味を持ってくれる事は良いことですし。

おそらく記者がダメなんでしょうね。

うがいや手洗い、非常に大切ですよね。

じゃ、そのうがいや手洗いの水は何処から来ているのかな？
一人が一日に使える水の量はどのくらいなんだろう。

石鹸の値段は日々の生活費に占める割合はどのくらいなんだろう。

電気は来ているのかな？

灯油は使えるのかな？

どんな感染症が流行しているのかな？

優秀な学生は当然、そんな疑問を持ってくれているのだろう。

Comments

[1. ｔａｍａ]

関連団体で、バングラデシュで大豆を普及しようとして失敗したことがあります。毎年現地で何年も大豆の食べ方の指導をしていたのですが、本当は大豆畑に虫が発生しては収穫できなくなっていたんですね。向こう側の担当者は、善意からなのでしょうが、それを言わなかったのです。つまり、現地の植生に対する知識の不足から出たことでした。

いまは、ジュート製品や簡単な洋裁でできる服など、方向転換して援助を続けていますが、この事を通じてこちらの思いだけでは援助は出来ないことを学ばされました。

[2. 鎌倉おやじ]

多いのが、思い込みで援助活動をされるかた。
そして、それを日本であたかも現実の様に語る方。
欧米型の援助に多いですね。
「あなた方は私たちの文化文明より劣っていますから、ぜひ、学んでください」的な援助。これはある種、宗教（キリスト教的）からきているのかもしれません。

３０年前の自分はまさにこんな驕りをもった人間でしたから、つねに懺悔です。