Dambisa Moyo: Is China the new idol for emerging economies? | Video on TED.com
中国嫌いの人も、中国好きな人もどうぞ。リンクから講演が聴けます。良い時代になりました。
井の中の日本にならないために。
英語のテキスト表示も出来ます。
日本語訳されている彼女の本を下に紹介しておきます。
その下が原著
Dambisa Moyo
Farrar Straus & Giroux
2010-03-02
Dambisa Moyo
Penguin
2013-02-07
同族内搾取・異民族搾取の両方を推進し、経済活動の比率を自国占有に誘導する中国の戦略は、称えこそすれ厳に警戒すべきものです。
例え日々口を拭う事が出来ようとも、天安門事件を無かったものとして体制維持に執心する体質をして、世界に民主主義を拡散する一助、自律政治・経済に移行する新興国を首輪鎖で繋がない、という空想に浸る事は出来ないでしょう。
TEDの中では比較的偏りの少ないプレゼンテーションだったと思いましたが、現実社会での集団的自衛権閣議決定後のタイミング、中韓でのアンケート結果を然も日本国内の結果として反対多数と報じる等、中韓親派の私意・印象操作を改めて実感させられた時機であった事が非常に残念でした。
侵略形態の違いこそあれ、欧米も中国も行き着く先は搾取のみ。芽生えた民主主義、回帰する民族主義を都合に塗り替えない保証は何処にも有りません。
インフラ整備を国富として吸収する事が出来ると云うのは、自国の経済が永続的に成長する前提のみ。成長率偽装と贋札流通、民族弾圧で関係各国に弊害を垂れ流している事実をこのプレゼンテーションでは触れていません。
国が安定していて個人の生活が安定していれば、という補足も前述の状況の裏で何が起こっているのかを考えれば、極一部の身勝手な理屈と言えなくもないでしょう。
とはいえ、勉強にはなりました。機会があれば類書を手にとってみようと思います。
独り善がりな感想ですが書かせて頂きました。