JR東海発表によるリニア中央新幹線の電力消費: ある経営コンサルタント
ブログ主さんの指摘
リニア中央新幹線のCO2発生量は東京-大阪間で乗客1人あたり29.3kgと言う訳です。即ち、新幹線N700系「のぞみ」が7.1kgなので、4.12倍のCO2を発生する。バスと比較しても、バスよりもCO2を発生する乗り物なのです。このグラフからすると、航空機や乗用車よりCO2排出面でリニア新幹線は優れている。
しかし、本当なのだろうか?リニア新幹線が次世代の乗り物であるなら、次世代の競合する乗り物と比べるべきと考える。即ち、三菱MRJは従来より20%以上燃料節約になると宣伝している。さて、乗用車もホンダは、フィットのハイブリッドを燃料消費36.4km/Lと発表した。この36.4km/Lを使って、CO2排出量を計算すると、JR東海が計算に使った514km走行で29.8kgとなった。何のことはない、リニア中央新幹線とはホンダFITと変わらない。いや、もしホンダFITに2人以上乗れば、絶対にリニア新幹線になんか負けない。もし、FITに5人乗れば6.0kgなのでN700系のぞみにも勝ってしまう。
ブログのグラフが見やすいですよ。JR東海作成