リニア新幹線、大阪まで同時開業を 広域連合・要望強化へ (京都新聞) - Yahoo!ニュース
つまり国費投入で早く大阪までと言う流れを作りたいわけですね。
そして誰のための公共交通という根本的な議論はない。
寺島実朗も同じ考えというのが恥ずかしい。
以下記事
JR東海がリニア中央新幹線で先行開業する東京−名古屋間のルートを明らかにしたのを受け、関西広域連合は21日の知事・市長会合で、遅れて開業する予定の名古屋−大阪間の完成時期を早めるよう求める方針をあらためて確認した。目指すのは東京−大阪間の全線同時開業で、関西財界とも手を組んで巻き返しを図る。
将来の国土軸となるリニアは東京−名古屋間が2027年に完成する予定だが、名古屋−大阪間は18年後の45年とされ、関西の政財界には「関西圏の衰退につながる」との懸念が広がっている。
一方、JR東海は今月18日に東京−名古屋間の概要計画を発表。国の認可を経て、14年度中には着工する見通しで、名古屋までを先行開業させる方針だ。
これに対し、兵庫県知事の井戸敏三連合長はこの日の会合で「大阪にリニアを早く、との運動を展開する必要がある」と呼び掛け、京都府の山田啓二知事も「(名古屋−大阪間の開業遅れは)おかしいと言わないといけない」と語気を強めた。
しかし、リニアは建設費約9兆円を全額負担するJR東海の意向が強く反映される。同社は資金繰りの面から同時開業に否定的な態度を崩していない。
橋下徹大阪市長は、JR各社は旧国鉄の分割民営化の際に巨額の債務が切り離されたと指摘し、「JR東海は自分たちの金との姿勢が強すぎる」と同社を批判した。山田知事も「国土軸の問題を民間会社の経営の話で考えるべきではない」と話し、国が関与するべきと主張した。
井戸連合長は「利害関係者一丸となった対応が必要だ」として関西財界と連携する必要性を訴え、近く自民党政調の「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」にも同時開業を働きかけるとした。
最終更新:9月21日(土)22時39分