豪華観光列車「ななつ星」公開 JR九州 NHKニュース


JR九州の思想が良い。
速い事が良いですか?まあ、そういう場面もあるとは思いますが。

想い出に残る旅行。

仕事で時間だけを短縮する移動も必要かもしれませんが、face to faceのビジネスであれば、ゆっくり夜は地元の文化や歴史を聞きながら一献という出張の方が良くないですか?

以下記事
JR九州が来月から運行する、豪華観光列車「ななつ星」の車両が完成し、13日、北九州市で公開されました。

「ななつ星」は、豪華な車両でサービスを受けながら、観光地を巡る寝台観光列車で、JR九州が、およそ30億円をかけて製造しました。
13日は、北九州市で車両の完成を記念する式典が行われ、JR九州の唐池恒二社長が、「それぞれの車両に一流の職人にしかできない細工が施してあります。匠のみなさんが丹念に仕上げた技に驚いてほしい」とあいさつしました。
「ななつ星」は、デザインが濃いえんじ色と金色のラインで統一され、5両ある寝台車のうち4両は、2人用の個室が3つだけというぜいたくな造りです。
個室ごとにシャワーとトイレが備え付けられ、洗面台には有田焼の焼き物が使われています。
また、「ラウンジカー」には、ピアノにバーカウンターも設けられています。
車両のデザインを手がけた水戸岡鋭治さんは、「オリエント急行のような列車をめざした。少しでも近づいたと感じてもらえたらうれしい」と話しました。
「ななつ星」は、博多駅を発着して大分県の由布院や熊本県の阿蘇、それに鹿児島や長崎などの九州の観光地を巡る2つのコースで、来月15日から運行が始まります。
1人あたりの料金は、最も高いもので56万6000円となっていますが、すでに来年6月いっぱいまで予約で埋まっているということです。
料金は15〜56万円

「ななつ星」の出発地と終着地はいずれも博多駅です。
大分県の由布院や熊本県の阿蘇、それに鹿児島などをめぐる3泊4日のコースと、長崎や阿蘇を1泊2日で巡るコースの2つがあります。
2人で1つの個室を利用した場合の1人あたりの料金は、来年4月から6月に出発するコースについては、3泊4日で、39万1000円から56万6000円。
1泊2日で、15万5000円から22万7000円となっています。
JR九州によりますと、来年6月末までに出発する列車の予約はすでに埋まっていて、次の予約の受け付けは、来年7月から9月に出発する分を、来年1月ごろ受け付ける予定だということです。