周 回 軌 道:ハタボー日記107 自民党本部へ行ってきます。


地元の方が要望もしないのに進む計画!

巨大防潮堤はいらない!
ブログより転載

さて、巨大防潮堤建設問題は、被災沿岸部だけでなく、日本全国の海岸を巨大なコンクリートで覆い尽くす計画です。
防潮堤を建設される理由は、「国民の生命と財産を守るため」。
生命と財産とは何か?
行政の方からの説明をまとめると、「人の命」、「民家」、「公共施設」、「道路」、「国土」になる。
と、いうことは、日本の沿岸部に万里の長城をつくる、ということになる。
実際には、「沿岸の崖地」には造らない。平地には造る。という理解になる。
例外として、そこに住む住民が全員反対すれば、防潮堤は造らない地区はできる。
宮城県内では今のところたった1か所。
森海事務局がある気仙沼市唐桑町西舞根地区だ。

私が防潮堤を問題視する理由は以下。
・消費税増税の理由になるから。
・景観を破壊して観光産業が衰退するから。
・海岸線に重量物(防潮堤)を置くことで、陸側からにじみ出ている地下水を遮断するため、カキ養殖等の沿岸漁業に被害が出る可能性が高い。実害があった場合、漁業者への補償は難しい。なぜなら環境影響調査(ビフォー・アフターの比較)をしなくてもよい決まり(復旧事業)。
・三陸沿岸部の海辺の平地は地形上とても少なく、漁業者としても生活しにくくなるから。
・TP9m(※TPとは、東京湾の平均的な海面の高さ)くらいのコンクリート製の防潮堤の計画が多いが、9mっていったら電信柱より高い。牢獄の生活は嫌だから。
・防潮堤では何も守れないことが、東日本大震災を体験して知ったから。
・次の世代に管理費という借金を背負わせたくない。税金の無駄遣いになるから。
挙げればいくらでも出てきますな。。。。。