朝日新聞デジタル:八ツ場ダムからむ有識者会議、国交省が打ち切りへ
まともな意見を排除する構図。リニア新幹線や他のダムと同じです。
まさに土木ムラ、官、ゼネコンの思い通り。
大熊さんは、東大土木出身だけど御用学者にならなかった人。
以下記事
八ツ場ダムからむ有識者会議、国交省が打ち切りへ
国土交通省は18日、利根川・江戸川の河川整備計画についての有識者会議を打ち切る方針を示した。今後、八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の必要性を強調する原案を基に、事業費を負担する6都県の知事の意見を聴き、正式な計画として策定する。国交省は計画が出来れば、ダム本体着工に向けた作業を急ぐ。
18日の有識者会議で、国交省関東地方整備局の泊宏河川部長が「意見は出そろった」と打ち切る考えを示した。原案は、70〜80年に1度起こりうる洪水に備えるには八ツ場ダムが必要だとしており、6都県は支持している。
有識者会議で整備局は、ダムのほか、河道改修や堤防整備など、整備計画で予定する事業を全て実施すると8600億円かかるとの試算を公表した。ただ、個別事業の内訳は示さず、高額と見込まれるスーパー堤防も含んでいない。
見直し派委員の大熊孝・新潟大名誉教授(河川工学)は取材に「問題点を議論しないままの打ち切りは許されない」と批判した。