図書館本

これまた残念な一冊
JR等から与えられたデータをそのまま使って仕上げましたという感じ。
そして、残念ながらこの時代の他書と同様に予測はすべて外れています。
すなわち、トランスピッド(ドイツ)もHSST(日航等)も現実化せず、船舶でのリニア応用もとん挫しています。

スピードの快さが人間を魅了・待望される超高速化だそうです。

せっかくコンコルド(フランスの超音速旅客機)の失敗を記載しているのですから、リニア新幹線に関しても
費用対効果をしっかり人口動態や経済見込みを加味して評価するべきでした。
(極端な技術進歩はマイナス面が大きいと指摘)

電磁波の問題点に関してもJR東海のデータから「安全だと言われている」というレベルです。

リニアモーターカー―新交通システムがスピードと快適さを創造! (シリーズ21世紀の最先端技術)


リニア 窪園1997