いかにリニア予測がデタラメなのかシリーズ
超電導リニアモーターカー 財団法人鉄道総合技術研究所 編 交通新聞社 1997
副題:時速500キロで駆け抜けろ!
超電導が鉄道を変える―リニアモーターカー・マグレブ 鉄道総合技術研究所浮上式鉄道開発推進本部 清文社 1988 が出版されてほぼ10年後の同様な書籍である。
技術だけの羅列の本。
技術の進歩は人間に与えられた欲望と夢を実現するための努力の賜物であろう。
しかし、その技術をどのように人の幸福のために、そして環境や生態に負の影響を与えないように使うかが最も重要な思想哲学ではないのかな。
科学者・技術者の社会的責任が問われているのであろう、技術が完成しても、その技術が自然破壊をしたり人体や生態に悪影響があるかどうか、果たして何処まで検証したのかは定かでない。
1996年鉄道総研は10周年を迎え、この間、新幹線や在来線の速度向上、鉄道の安全性向上など、様々の課題に取り組んできた。
1990年(平成2年)にはリニア開発が国家的プロジェクトとして認められ、山梨県での新実験線を建設することが決定。
山梨実験線の建設は鉄道総研、JR東海、鉄道公団の三社が共同で行ってきた。今後の実験は鉄道総研とJR東海の2者が行うことになる。実験線の一部および超電導リニアの技術開発に対して、運輸省より、鉄道整備基金を通じて国庫補助金をいただいている。山梨県には、用地買収などでご協力をいただいてきて。(はじめに、より)
必要性
東海道新幹線の輸送力が逼迫、老朽化による補修、補強の必要性、震災対応の代替輸送機関
超電導磁石こそ超電導リニアのカギとなる技術であり、25年以上かけて安定性や信頼性の向上に努めてきた対象である。現在では、時速500キロで走行する車両に搭載しても、安定して超電導状態が維持出来る。丈夫な超電導磁石を製作出来るようになっている。
未だ液体窒素での超電導は完成していない?別の著者は10年で開発とか書いてましたが。
空気との戦い。微気圧波問題はまだ解決してないようです。
磁界 車内は20ガウス以下に抑えている。ペースメーカーは機種による特性の違いが大きい。沿線の人には問題が無い。昭和47年からマウス、ラット、ウサギで生理学的研究、平成2年以降はショウジョウバエや微生物、哺乳類培養細胞を用いて磁気が遺伝子へ及ぼす作用を調べる。京大グループは突然変異率が6倍に上昇することを見出したが、超電導リニアの車内磁界の変動成分は十分に小さいので、ここでも実用上はその影響は無視して良い。 変動磁界に対してイギリスの放射線防御委員会は50ヘルツで1.6ミリテラス(16ガウス)としているが、超電導リニアの変動磁界はこれよりも小さいとみられるので、ここでも問題ないことがわかる。
その他のリニアに関して
西ドイツのトランスピッドは中止
HSST方式の大船―横浜ドリームランド線(5.3キロ)も走らず中止
超電導電磁推進船(ヤマト1)廃船して展示
超電導リニアモーターカー
超電導リニアモーターカー 財団法人鉄道総合技術研究所 編 交通新聞社 1997
副題:時速500キロで駆け抜けろ!
超電導が鉄道を変える―リニアモーターカー・マグレブ 鉄道総合技術研究所浮上式鉄道開発推進本部 清文社 1988 が出版されてほぼ10年後の同様な書籍である。
技術だけの羅列の本。
技術の進歩は人間に与えられた欲望と夢を実現するための努力の賜物であろう。
しかし、その技術をどのように人の幸福のために、そして環境や生態に負の影響を与えないように使うかが最も重要な思想哲学ではないのかな。
科学者・技術者の社会的責任が問われているのであろう、技術が完成しても、その技術が自然破壊をしたり人体や生態に悪影響があるかどうか、果たして何処まで検証したのかは定かでない。
1996年鉄道総研は10周年を迎え、この間、新幹線や在来線の速度向上、鉄道の安全性向上など、様々の課題に取り組んできた。
1990年(平成2年)にはリニア開発が国家的プロジェクトとして認められ、山梨県での新実験線を建設することが決定。
山梨実験線の建設は鉄道総研、JR東海、鉄道公団の三社が共同で行ってきた。今後の実験は鉄道総研とJR東海の2者が行うことになる。実験線の一部および超電導リニアの技術開発に対して、運輸省より、鉄道整備基金を通じて国庫補助金をいただいている。山梨県には、用地買収などでご協力をいただいてきて。(はじめに、より)
必要性
東海道新幹線の輸送力が逼迫、老朽化による補修、補強の必要性、震災対応の代替輸送機関
超電導磁石こそ超電導リニアのカギとなる技術であり、25年以上かけて安定性や信頼性の向上に努めてきた対象である。現在では、時速500キロで走行する車両に搭載しても、安定して超電導状態が維持出来る。丈夫な超電導磁石を製作出来るようになっている。
未だ液体窒素での超電導は完成していない?別の著者は10年で開発とか書いてましたが。
空気との戦い。微気圧波問題はまだ解決してないようです。
磁界 車内は20ガウス以下に抑えている。ペースメーカーは機種による特性の違いが大きい。沿線の人には問題が無い。昭和47年からマウス、ラット、ウサギで生理学的研究、平成2年以降はショウジョウバエや微生物、哺乳類培養細胞を用いて磁気が遺伝子へ及ぼす作用を調べる。京大グループは突然変異率が6倍に上昇することを見出したが、超電導リニアの車内磁界の変動成分は十分に小さいので、ここでも実用上はその影響は無視して良い。 変動磁界に対してイギリスの放射線防御委員会は50ヘルツで1.6ミリテラス(16ガウス)としているが、超電導リニアの変動磁界はこれよりも小さいとみられるので、ここでも問題ないことがわかる。
その他のリニアに関して
西ドイツのトランスピッドは中止
HSST方式の大船―横浜ドリームランド線(5.3キロ)も走らず中止
超電導電磁推進船(ヤマト1)廃船して展示
超電導リニアモーターカー