医療とは何なのか、 医師とはどうあるべきなのか/NHK・ETV特集「原田正純(はらだまさずみ) 水俣 未来への遺産」 – @動画
録画しておいた番組をみました。
病気を起こした問題が病気本体のことで薄まってしまうことを教えてくれます。
所謂公害病という病気を生んだ背景こそが最も重要なことを明らかなのに。
そして常に弱者がさらなる弱者になって行く社会。
原発震災の問題も、その原発それ自身の安全性や被曝量における有毒性などに目を向けて
本来の原発という文化と歴史をおざなりにしているように思います。
今年お亡くなりになった原田先生はまさに医者として研究者として、そして一人の人間として
社会的責任を果たされたのだと思います。
水俣病の前にある、水俣学。そこから学ばなければいけないことが無限にあるように思いました。
ご冥福を心よりお祈りいたします。