早いもので23年です。
特に何をするってわけではありません。
母親が墓参りに行き、私は後日という感じ。

甲府の郊外に中古住宅を購入し、二世帯住宅として住む予定でおりました。
永住のつもりで。
父母は公営のアパートから引っ越してくる予定でおりましたが、僕の家庭が引っ越して
1週間ほどで結核の後遺症(プラス悩み事でしょうか)で亡くなりました。

当時はまだセレモニーホール等で葬式をやる事もあまり無く、自宅で葬儀を出している地域でしたので
自治会の役員の方に相談したところ、まだ引っ越しのご挨拶も済むかすまないかにも係らず地域で
お葬式を出していただきました。もちろん地元の方は父に会ったこともなく。
昔は葬式が出ると会社を1週間休んで色んな作業が合ったそうですが、それでも当時2-3日の休みを取って
お手伝いしていただきました。
そんな訳で今も頭が上がらない長老さんが多数おられます(笑)

娘はまだ胎児で、お爺ちゃんの顔を見ることが出来ませんでした。
父も3人目の孫を楽しみにしていたでしょう。

そして父の死が、東京に戻る引き金でもあったかもしれません。
あまりに理不尽な某町の肝炎問題への取り組みや憤りは研究者としてはどうしても納得出来るものではなかったので。

あと数年で父と同じ歳です。養老先生ではないですが、いつ死んでも良い覚悟だけは出来ているので
精一杯ズルをしない、嘘をつかない人生を短く生きたいと思います。

とりとめもない備忘録的メモ。