リニア中央新幹線:「奈良、三重に」 両県促進会議、共同アピール採択 /奈良− 毎日jp(毎日新聞)
あまりに愚か過ぎないか? 誰に洗脳されているんだろう。
リニア中央新幹線:「奈良、三重に」 両県促進会議、共同アピール採択 /奈良
毎日新聞 2012年10月23日 地方版
三重県・奈良県リニア中央新幹線建設促進会議の第1回が22日、橿原市内のホテルで開かれた。両県知事や両県選出の国会議員らが出席。リニアについて▽東京−大阪間の全線同時開業▽災害リスクに備え、三重・奈良を通ること▽両県の意見を十分反映し、紀伊半島全体に便益が広がる交通結節点に中間駅の位置を決定すること−−とした共同アピールを採択した。
会議では、リニア中央新幹線計画の論点や課題についての講演もあった。関西鉄道協会都市交通研究所所長の斎藤峻彦・近畿大名誉教授は、都心間を結び総移動時間が飛行機に比べて短い、飛行機よりも二酸化炭素排出量が低いなど、高速鉄道の利点を強調。その上で、リニアの名古屋−大阪間の早期着工をしないと、地域経済の弱体化や都市間競争からの脱落を招くとした。
リニア整備計画は11年5月に決まり、現在の計画では2027年に東京−名古屋間が開業し、2045年に東京−大阪間が開業する予定。計画には主要な経過地として奈良市付近と記されているが、京都府がリニア中継点となることを要望するなどしている。奈良県内でもまだ中間駅の位置については決まっていない。【矢追健介】