2012年9月16日 岩手県大槌町

未だに400人以上が行方不明だとのお話を聞いた。
案内をしてくれた方は婚約者が未だ見つかっていないと。

碇川町長さんの穏やかだが芯のしっかりしたお話が印象的だった。

そしてやはり未来を作る子供達、若者に大きな期待を寄せていた。

まだまだボランティアが必要な事、そしてボランティアでなくとも、現場を見て欲しいと地域の方がおっしゃっている。そして見たままの事の周りに知らせて欲しいと。

是非、見て、聞いて、そして沢山の美味しい海産物や名物を食べてくるのも大切な復興支援だと確信した。
車中2泊現地1泊の短い旅であったが、非常に濃い旅であった。

また、皆で行こう！

Comments

[1. トラ]

　数年前、岩手沿岸部を数日にわたり釣り歩いた際に最初に入渓したのが大槌川でした。
一番印象に残っているのが田老の町並み。お盆休みと言うこともあって町全体が送り火の硝煙と灯籠でけぶっていて幻想的でどこか懐かしくて心和む雰囲気を醸し出していました。
　大槌といえば日本の鮭養殖の礎を作った渓であるとも認識しています。また僕が入渓し源流まで詰めてみると道も無い、うち捨てられた森の中に朽ちた神社が佇んでおり厳粛な気分になったりもしました。
　いまでは僕の感じたそれらすべてが失われてしまったのかも知れませんが、ただただ復興を願うばかりです。機会があれば僕もお付き合いしますよ。

[2. 鎌倉おやじ]

トラさん、まいど。
鮭で復興をというお話もありました。
今日も大槌ではお祭りがあったようです。ＮＨＫで被災された街の中をお神輿が練り歩いていました。

観光に行く、釣りに行く、そしてお酒を飲んだり宿泊するだけでも現地の人達はありがたいと言ってくださいました。

復旧すらまだまだですから、釣行などでどんどん岩手に伺いたいと思っておりますので、宜しくです。

[3. ｔａｍａ]

20代に取材で行った田野畑村。津波直後の写真に息を呑みました。今はどうなっただろう…と思います。

[4. 鎌倉おやじ]

やはり、多くの人が実際の現場に足を運び、そこを吹く風やにおいを感じることが本当の復興に繋がるのだと思います。観光でも良いし、ただ訪れるだけでも良いですと、首長さんがおっしゃってました。