図書館本 やっと予約が回ってきました。

麻布出身って男だよな〜と感じるわけです。
橋龍さんも、宮台さんも、麻布っていいよね。

さて、まず古賀さんを知っていただくには入りやすい一冊だと思います。新書だし直ぐに読めます。
これまで古賀さんの本を読んでいる方には若干ダブっている部分もありますが、経産省を辞めざるを得なかった状況等はより詳細に書かれているように思います。
そして古賀さんは、ケツをまくって逃げた訳でもなく、改革が出来る政治家や政権を待とうというのです。
現に現在は大阪市の特別顧問でもあり、日本をよくしようとしているわけです。

本書では官僚の生態が実に分かりやすく(国益より省益優先、政策の裏にはかならず特定企業、業界、団体、政治家との結託した利権の確保)説明されています。

備忘録的メモ
1種に受かるはずなのに、安定志向な東大、早稲田、慶応卒の公務員もいる。(身分保障の絶対確保)
国民感覚とのずれ
もはや食いつぶせる過去の遺産はない(借金一千兆円の現実、蓄えがあるのは老人のみ)
悪徳幹部や能無し幹部を一掃する古賀提言
公務員にスト権を与えよう
お手盛り機関の人事院(トップ3人のうち総裁の下にいつもマスコミ関係者)
メディア情報を取捨選択することが大切(テレ朝の玉川徹のコーナーは良い)

官僚を国民のために働かせる法 (光文社新書)
官僚を国民のために働かせる法 (光文社新書)
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