図書館本

誰かが書評を書いていたので読んでみました。初めて読む方。
植島さん(1947-)は宗教人類学者だそうです。そして多くの国々を調査で訪れている。

読み出して自己啓発本?と一瞬思って、読むのを止めようかと思ったのですが、読み出したらご自信の経験に基づく深い哲学的な考察があり面白かったです。
新書で、かつ、筆者が主張したいところは太字で分かりやすいし。

時間であったり労働であったり、貨幣であったり、生きるうえで直面せざるを得ない環境を多様な眺め方、考え方を採用することで本質や普遍という概念に近づくのだろうと感じた一冊。

選択して、躓くところから人生は始まる。

そんな言葉に重みがある。

生きるチカラ (集英社新書)
生きるチカラ (集英社新書)
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