図書館本
2011年3月の原発震災、そこで働いてきた人々、そしてこれから何十年と働かなければいけない労働者がいる。
安全神話の崩壊の中で英雄視された現場作業員が実は非人間的な労働を生み出していること、下請け、孫請け、ひ孫請けとつづく中間搾取の構造、さらには使い捨てされる労働者。
社会保険もなく、健康被害には泣き寝入り、圧倒的支配力(権力)を有する電力会社
何人かの方の聞き取りをもとに、原発労働者の構造的問題を指摘している。
佐野眞一氏は炭鉱労働などではその過酷な労働でありながら、そこからは唄が生まれたと書いていた、そして原発からは何も生まれないと。
都会を成立させるために、そして経済だけを成立させるために電力は必要なのか?
見えない臭わない、そして人間の力で制御出来ない魔物の奴隷となって働く人達がいることを知らなければいけない。
目次
人間の復興を目指して 宇都宮健児(日弁連会長)
作業員たちが語る原発労働の実態 日弁連貧困問題対策本部
原発における被曝労働と間接雇用の「活用」
――それでも原発を続けるのか 萬井隆令(龍谷大学名誉教授)
現場からの報告 渡辺博之(いわき市議会議員)
検証 原発労働 (岩波ブックレット)
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2011年3月の原発震災、そこで働いてきた人々、そしてこれから何十年と働かなければいけない労働者がいる。
安全神話の崩壊の中で英雄視された現場作業員が実は非人間的な労働を生み出していること、下請け、孫請け、ひ孫請けとつづく中間搾取の構造、さらには使い捨てされる労働者。
社会保険もなく、健康被害には泣き寝入り、圧倒的支配力(権力)を有する電力会社
何人かの方の聞き取りをもとに、原発労働者の構造的問題を指摘している。
佐野眞一氏は炭鉱労働などではその過酷な労働でありながら、そこからは唄が生まれたと書いていた、そして原発からは何も生まれないと。
都会を成立させるために、そして経済だけを成立させるために電力は必要なのか?
見えない臭わない、そして人間の力で制御出来ない魔物の奴隷となって働く人達がいることを知らなければいけない。
目次
人間の復興を目指して 宇都宮健児(日弁連会長)
作業員たちが語る原発労働の実態 日弁連貧困問題対策本部
原発における被曝労働と間接雇用の「活用」
――それでも原発を続けるのか 萬井隆令(龍谷大学名誉教授)
現場からの報告 渡辺博之(いわき市議会議員)
検証 原発労働 (岩波ブックレット)
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日常的に被曝している原発労働者なしに、
原発は動かない。この一つをとっても、
非人間的な装置だと分かりますね…。