2011年10月21日 早稲田大学創立記念日のイベントで見せていただいた。
主催されたのは、他大学の女子大生。
多くの若い人達が鑑賞していた。

一度六ヶ所村は訪れた事がある。釣りの途中で。
日本一深い温泉井戸、これも原発交付金だったと確か聞いた。

映画の中には普通の村とムラが混在しているように思えた。
原発や再処理というビジネス、そこから生み出される貨幣。

薄めてしまえば大丈夫だという放射能。
だったら、どうして海岸から離れた海中で廃棄したり、空中高い煙突が必要なのだろうか。

有機栽培で育てられ完熟状態で収穫されたトマトを齧る幼児、再処理開始後はどうなったのだろう?

原発が運転する限り、廃棄物処理は行われ、100万年とも言われる貯蔵を続けなければいけない。
人間だけの地球ではないはずだ、いつから人間が地球の神になったのだろう。

監督の鎌仲ひとみさんは、松下竜一さんの様な人なのかなと想像していたけど、おそらく間違っていないと
確信した。世の中の問題点を的確に抽出して、見る者、読む者に考える事を要請する。

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