台風被害まざまざと : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
身延線の復旧はめどが立たないそうである。
生活路線であり、採算が合わない鉄道はどんどん第3セクターと言う名前の廃止前提な路線になる事が多い。
さらに、身延線に平行して現在中部横断道路が建設中である。
この記事の写真であるが、痩せこけた木が密集しているように見えるだが、いかが?
地面には光が届かない暗い森。
保水力を失い、多様性の欠如した植生。
そこに大雨が降る。
多くの場合、土砂崩れや土石流は天災だと言う。
果たして、すべてが天災なのだろうか?
ダムや堰堤を作る、本来であれば、生きている山から砂が谷に流れ込み、下流域に運び、海へ流れ込む。
しかし、ダムや堰堤で土砂はせき止められる。
当然、谷は河床が上昇する、みるみる内に谷は浅くなり、これまで家屋が有った場所にドンドン谷底が近づく。
吊り橋が出来た時は下を見るのも怖かった様な谷が、今は吊り橋の直下に河原が出来ているなんていう光景がいたるところにあるらしい。
自然災害と言って自然のせいばかりにしてはいけない人災が多く有るように思えてしょうがない。
放りっぱなしにするくらいなら、杉や檜を植林しちゃいけない。