防災アクションプランによると山地災害危険地域の整備にはあと87年かかることになります。: こごし智子だより
議員さんも指摘のとおり。
中央線も身延線も自然災害に非常に弱い。
リニア新幹線を作る予算があるなら、まずは在来線の安全強化策を実施すべきだろう。
さらに、今回の台風でも早川町をはじめ、生活道路が寸断されたり、土砂崩れで家屋が被害を受けている。
早川町はリニア特需で今後交通インフラが整備されるのかもしれないが、ダム湖のおかげで谷がどんどん浅くなり、森は間伐が遅れていることもあいまって、さらに土砂崩れや土石流の危険性が高くなってはいないのか?
上流から下流へと流れる河川、その流域を総合的に考えて対策をして来なかった(下流域重視)ツケが今、自然災害をさらに悪化させているように思う。
覚悟という言葉の意味を体で知っている上流域の人は、任せてぶ〜垂れている下流域の人々にもっと声を大きく出してもよいと思う。
現在、身延線に並行して中部横断自動車道が建設中です。これが完成すると静岡〜甲府間は自動車で2時間程度で結ばれることになり、ただでさえ乗客の少ない身延線の赤字が拡大することは必至です。
リニアに莫大な予算をつぎ込むJR東海さんは、この身延線を今後も維持するつもりでおられるのか、少々心配なところです。
ついでながら、東海道新幹線・東海道本線の浜名湖鉄橋での津波対策は、早急に着手すべきだと思います。江戸時代の東海地震では大被害を受けたところ(浜名湖の今切口)をを通っていますから。