研ぎ屋の製作日誌 - WAFT


限りなくこんなヒトが好きなんです。

モットーがさらに格好良い。
「使われなくなった古モノに再度命を吹き込むのが使命です。その中で特に刃物全般の再生を得意としてます」


使い捨てという経済合理主義、廃棄物の処理は常に未来へ先送りされて、欲望だけで前に進む文化。

モノがいつまでも「モノ」として使われていく、そしていつの日かその「モノ」に魂が埋め込まれたりするのだろう。

あたかも、それは、物質であるはずの石像や木像に手を合わせる精神の心といううねりの中で。