森林環境税の意見交換会 - NHK山梨県のニュース
行政というものは、責任を取らない。仮にとっても、賠償金等は税金なのである。
民間の林業家の中には自らの財を崩しながらも森を守っている方がいる。そして効率的な林業を展開しようと努力する。
補助金だの助成金だのにマミレテ現場を混乱させた責任すら取らない。
そして税金導入。
いっその事、外資に買っていただいて、中国の住宅建設用の材として輸出したら?赤字の分は税金で。
そして、スギやヒノキは広葉樹の森にしましょう。
あまりにいい加減に先送りにしてきた林野庁やら県庁の問題はどうなるんですかね?
天下り職員さんとか、退職金の返還したらどうでしょう?
ようは自浄作用が無いわけですから、関係部署は廃止してスクラップアンドビルトが良いのでは。
以下記事
森林環境税の意見交換会
県が来年度の導入を目指す森林環境税についての住民との意見交換会が29日、市川三郷町で開かれました。
森林環境税は水を蓄える機能や二酸化炭素削減の効果を持つ森林を維持する費用の財源として個人には年500円、法人には資本金に応じた標準税率の5%を課税するもので県が来年度の導入を目指しています。
県は導入に向けて住民の意見を聞くため4つの地域ごとに意見交換会を開くことにしていて29日は、峡南地域の意見交換会が市川三郷町で開かれました。
この中では県の担当者が輸入木材の広がりで国内産の木材価格が低迷し、県内でも林業が衰退して森林の荒廃が進んだと説明したうえで、荒廃した森林をおよそ20年間で整備するための費用として森林環境税の導入への理解を求めました。
住民からは「林業に携わっていた際には木がいくらで売れるかということしか考えていなかったが、荒れた山を見て森林の役割について考えざるを得ない時代になった」などと導入に理解を示す意見が出ていました。
森林環境税は関連の条例案が来月開会する県議会に提案される予定です。
08月30日 13時52分
日本の林業がダメな理由は実に簡単なんです。生産コストが高い。それにつきる。
山梨県も昭和30年代くらいは、原生林をバンバン伐って出して大いに儲けました。天然の木材は生産コストが0で価値が高い。儲かるのは当たり前なんですね。一方、人が手間ひまかけて作った林は高くつく。それでいて天然の材より安い。競争のならないのは当たり前です。
林業の低迷は、なんのことはない、ごくごく初歩的な経営の失敗なんです。戦後初期に林業は儲かった。山梨など県有林が大きいですから儲けも大きかったでしょう。林業担当部署の公務員も増えた。
林業が構造不況に陥って現場は縮小します。当然のことながら雇用も小さくなる。担当公務員も減ったでしょうが、減少率はどうでしょうね?
戦後の日本の林業は公務員を喰わせるためのものだった、というのは言い過ぎですが、その側面は確かにあった。初期は天然林を食いものに、現在は税金を食いものに。その挙げ句、荒廃した人工林が大量に残された。
私も林業関係者の端くれですが、日本の林業はホントにダメです。外材による価格の低迷って、いつの話のをしているのでしょう。今、世界で最も安いのは日本のスギなんですがね。安くても売れないんです。