今こそ、エネルギーシフト 飯田哲也 鎌仲ひとみ 岩波ブックレット 2011年5月
図書館本
雑誌「世界」5月号の飯田哲也さん、鎌仲ひとみさんの対談。
一章、 二章は飯田さんの本を読まれている方には既出かもしれませんね。
自然エネルギーに関する備忘録的メモ
2010年、風力、太陽光、バイオマス(これをクリーン御三家というらしい)の世界での総発電量が、原子力の総発電量を追い越した。 あと3-5年で風力だけで原子力を追い越す試算。原子炉には寿命があるので、原発の時代は終焉を迎えている。
世界はいま、「第4の革命」と呼ばれるエネルギー革命の渦中にあるが、日本は残念ながらそのレースに参加出来ていない。
原子力ルネッサンスという日本の一人芝居がばれてしまった。
東西のヘルツ統一は可能(大口顧客が問題であるが、徐々に切り替えれる)
国外に支出されるエネルギー(石油、石炭等)代は23兆円(秋田だと1千億、あきたこまちの売上1千億がそのまま海外に出て行く計算)
鎌仲ひとみさんの映画は是非見たいと思います。
本日(2011年8月26日、再生可能エネルギー特別措置法成立、菅さん退陣)
目次
はじめに
第一章 福島第一原発事故をもたらしたもの
「想定外」だったのか/なぜ起こったのか――構造的原因/いま,すべきこと/出口戦略/「専門家」「学者」の役割とは/原子力は難しすぎて,専門家にしかわからない?/メディア報道の問題
第二章 「安全」という神話
「ただちに健康に影響はありません」/安全も,縦割り管理/原子力安全神話の再生産/「大丈夫って言うんだから,大丈夫じゃないかな」/苦渋――原発立地自治体が直面してきたこと/問題山積――補償は,責任は,浜岡原発は/「安全な稼働」はどこまで可能か
第三章 今こそ,エネルギーシフト!
祝島,エネルギー100パーセント自給への挑戦/地域と向き合う/自然エネルギーの可能性とリスク分 散効果/成長市場としての自然エネルギー産業/リスク管理を真剣に考えよう/電力幕藩体制が生んだ電力危機/送電線は自然エネルギー普及に不可欠の公共財 /モデルケース 秋田県/地域を潤すお金の使い方/スウェーデンから学べること/何をどう変えるか/私たちが,選択する

今こそ、エネルギーシフト――原発と自然エネルギーと私達の暮らし (岩波ブックレット)
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図書館本
雑誌「世界」5月号の飯田哲也さん、鎌仲ひとみさんの対談。
一章、 二章は飯田さんの本を読まれている方には既出かもしれませんね。
自然エネルギーに関する備忘録的メモ
2010年、風力、太陽光、バイオマス(これをクリーン御三家というらしい)の世界での総発電量が、原子力の総発電量を追い越した。 あと3-5年で風力だけで原子力を追い越す試算。原子炉には寿命があるので、原発の時代は終焉を迎えている。
世界はいま、「第4の革命」と呼ばれるエネルギー革命の渦中にあるが、日本は残念ながらそのレースに参加出来ていない。
原子力ルネッサンスという日本の一人芝居がばれてしまった。
東西のヘルツ統一は可能(大口顧客が問題であるが、徐々に切り替えれる)
国外に支出されるエネルギー(石油、石炭等)代は23兆円(秋田だと1千億、あきたこまちの売上1千億がそのまま海外に出て行く計算)
鎌仲ひとみさんの映画は是非見たいと思います。
本日(2011年8月26日、再生可能エネルギー特別措置法成立、菅さん退陣)
目次
はじめに
第一章 福島第一原発事故をもたらしたもの
「想定外」だったのか/なぜ起こったのか――構造的原因/いま,すべきこと/出口戦略/「専門家」「学者」の役割とは/原子力は難しすぎて,専門家にしかわからない?/メディア報道の問題
第二章 「安全」という神話
「ただちに健康に影響はありません」/安全も,縦割り管理/原子力安全神話の再生産/「大丈夫って言うんだから,大丈夫じゃないかな」/苦渋――原発立地自治体が直面してきたこと/問題山積――補償は,責任は,浜岡原発は/「安全な稼働」はどこまで可能か
第三章 今こそ,エネルギーシフト!
祝島,エネルギー100パーセント自給への挑戦/地域と向き合う/自然エネルギーの可能性とリスク分 散効果/成長市場としての自然エネルギー産業/リスク管理を真剣に考えよう/電力幕藩体制が生んだ電力危機/送電線は自然エネルギー普及に不可欠の公共財 /モデルケース 秋田県/地域を潤すお金の使い方/スウェーデンから学べること/何をどう変えるか/私たちが,選択する

今こそ、エネルギーシフト――原発と自然エネルギーと私達の暮らし (岩波ブックレット)
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