直木賞作品との事。 あまりそんな事はおいらには関係ない。
知人が、この人の作品が面白いと言っていたので、図書館で借りてみた。

確かに面白い(笑)

中堅損保会社に勤めるOL達の生態学。そこには当然異性としての種々な男どもの生態も描かれている。
生老病死の普遍の中で、人生をどう生きるのかという自己への問いかけは誰でも一度や二度経験するだろう。
東京と言う都市、アメリカ、アジアの田舎、山梨の田舎(自分の故郷も出てきて嬉しい)というある種時間軸が異なる文脈の中で展開する喜怒哀楽。

かなり厚い文庫本ですが、飽きさせずにあっと言う間に読んでしまう、その位熱中させる一冊でありました。
ある意味において、男性必読でもあるかもしれませんね。
女たちのジハード (集英社文庫)
女たちのジハード (集英社文庫)
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