早稲田大学の卒業式は本日の予定であった。
本来であれば、何回かに分けて行われたであろう式のために
親御さんや袴姿の学生たちが歩道を埋める日であったはずである。

未来を作る若者が羽ばたく日が大震災という自然の無常と科学が生み出したモンスターによりクローズされてしまった。

バブルを知らない若者こそがマネーゲームや金融工学という名の博打に「No]と言えるのだと思う。

スマートフォンの設定やアプリは長男に教えを請い、充電可能乾電池エネループを十分備蓄して家庭内普及させているのも長男(おいらもちょっと購入しているが)

経済学の疑問は二男が説明してくれる。さらにメディアの問題点を
的確に指摘する。さらに原稿の校正もしてくれた。m(__)m

芸術の話は娘に聞けばほぼ分かるだろうし、

やっと全員が成人となり、責任放棄出来る(今まで責任を持ってきたわけでも全くないのだが)今日この頃である。
まあ、家人が、おいらを含めて全てを手のひらの上で遊ばせているという体制(耐性?)だろうか。

あとは学費と小遣い程度で、子供達の知識をおいらが吸い取るのである。

フラッシュライトやランタン等アウトドア系中古品集めはおいらの仕事と言う事にしておいてくれ。

老いては子に従え、まったくもって普遍的な常識なのだろう。

おやじは、被災者のために何が出来るかを考え、少しでも利他的に生きればよいのである。

ちょっとぼやいておく。
他罰的な傍観者、悪いのは私じゃない症候群の連中、利己的な連中。偏差値はよいけど頭の丈夫じゃない連中。拝金主義の連中。
はやく居なくなってください。

ひつこく記しておこう自戒の意味をこめて。クラーク博士、大島甲府中学校長、石橋湛山と受け継がれた思想を。

Boys, be ambitious!
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for knowledge, for righteousness, and for the uplift of your people.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.

少年よ、大志をいだけ!
金や利己、地位 そして名声と呼ばれるような儚いものに捉われるな
知識や公正さにこそ大志をいだけ、そして人々のために立て
人間があるべき姿の達成のためにこそ、その大志を。

Be Gentleman.


そして大島先生に習った石橋湛山氏は毛筆でBoys, be ambitiousを一高に残しました。