あっと言う間の一年というありふれた言葉が良く似合う年でありあました。
そして利他的と利己的という対極的な文脈を地でいく人にも邂逅しました。

平気で嘘を付き、嘘の報告書を書く大学教授、自分の研究室の事しか頭になく途上国という文脈を技術も品格もないという上から目線で決めつける。
まさに下品の権化のような方が居る事を知ったのは良い経験でした。
その後、その大学の学長と会食の機会があり、非常に男気ある方だとは
認識(海外でお会いした時も回りの評価は非常に高かったけど)しましたが、やはり組織という枠組みの中での葛藤はあるようですね。

利他という文脈から言えば、日本の森を後世に残そうと真剣に考えている人にもお会い出来た事は幸せでした。
仕事と稼ぎをなんとか両立させようと奮闘している姿は清々しく美しくもありました。それはまさに明るい森で美しい森を作る姿でもあるのでしょう。

また片品では、理論や思想を越えて、村で生きるという若い人達に会えたのも幸運だったかもしれません。
高度成長期を知らない若者がこれからの日本を「普通の国」に導いてくれることでしょう。お金では買えないものを沢山得てしまった一年でもあったかもしれません。

さて、人間編の次は何にしようかな。。。。