事前情報無しで見ました。

はじめは底の浅い、トレンディー映画か何かと思った。
ところが、深い哲学が伏流水の様に流れている。
そして演技と背景の自然が凄い。

生きること、食べること、他者との関わりの中で生かされている自分。

絶景の宿 民宿 「たむら」
多くの人が泊まってみたい、そして土に触れ、海に触れ、動物に触れ、星降る夜をテレビもなく過ごす。

止まった時計が再び時を刻む。
村の寄り合い
鎮守の杜、教会で祈る。
鶏を屠ふって食べる。
「ハレ」「ケ」「ケガレ」そんな文脈の中で生かされている。


見終わった時の心の温かさを、どうかあなたも感じてみてください。
だから、詳細は書きません。

Love & Peace の歌も良いけど、時に演歌を大声で歌うのも心の栄養かもしれません。吉幾三をね。

原作本を買ってしまいました。

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