図書館本

森の写真動物記5

2006年からの撮影だそうです。無人撮影ロボットカメラでの撮影。
そして2006年はどんぐりなどが不作で、クマたちは食料不足でやせていると新聞等は報じていると記載しているが、実はそんなことはないのではないかと指摘している。今年2010年秋、同じように食糧不足のせいでクマが里に降りてきていると新聞等は伝えている。
はたして、本当に食料だけの問題なのか?

写真集に写し出されている夜のクマたちは、じつは本当に人里近くまで来ていることを証明している。耳にタグを2個も付けられて(2回人間に捕まった)いるクマが里の近くで撮影されていたりする。

クマは怖がりなのに、人はさらにクマを怖がる。そして里に出てくると何もしてないのに射殺されたりしてしまう。

共生の方法はないものだろうか。

本の表紙はロボットカメラをいたずらするクマ。写真を撮っているカメラマン(カメラ熊)に見えるのがいいですね。

森の写真動物記〈5〉クマのすむ山 (森の写真動物記 5)
森の写真動物記〈5〉クマのすむ山 (森の写真動物記 5)
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