図書館本
国破れて霞が関あり 若林亜紀 文藝春秋 2009
公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇 に続いて読んでみた。
こちらの方がよく調べられているように感じる。各種の媒体に寄稿されたモノを集めている。いるいるこんな連中が!
またアイスランドの破綻や各省庁ごとの腐敗の実態が書かれている。
民間では当たり前の金銭感覚がお役所には無い事が良くわかります。それは単純に自分たちが稼ぎ出したお金ではないからでしょう。まさに税金と赤字国債をわがもの顔で食いつぶす人々。それは公務員だけでなく、結局は補助金目当ての団体や、利益代表としての政治家も含まれてくるのです。
すなわち国そのモノが国民に食い散らかされているのです。その負の連鎖を切るためにはまずは出来の悪い官僚を切って行くことが大切だと若林さんは訴えているのでしょう。
個人的にはすべての天下りが悪だとは思えません、非常に優秀なご老人官僚や老人学者もいるのです。問題は出来が悪いのに勘違いして居座る多くの公務員なのでしょう。
霞が関にも利他的で国のために働く優秀な官僚が多くいるのです、若林さんが期待する渡辺行革大臣(当時)らがそんな優秀な官僚と手を組んで国の再生を目指してほしいと思います。
国破れて霞が関あり―ニッポン崩壊・悪夢のシナリオ
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国破れて霞が関あり 若林亜紀 文藝春秋 2009
公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇 に続いて読んでみた。
こちらの方がよく調べられているように感じる。各種の媒体に寄稿されたモノを集めている。いるいるこんな連中が!
またアイスランドの破綻や各省庁ごとの腐敗の実態が書かれている。
民間では当たり前の金銭感覚がお役所には無い事が良くわかります。それは単純に自分たちが稼ぎ出したお金ではないからでしょう。まさに税金と赤字国債をわがもの顔で食いつぶす人々。それは公務員だけでなく、結局は補助金目当ての団体や、利益代表としての政治家も含まれてくるのです。
すなわち国そのモノが国民に食い散らかされているのです。その負の連鎖を切るためにはまずは出来の悪い官僚を切って行くことが大切だと若林さんは訴えているのでしょう。
個人的にはすべての天下りが悪だとは思えません、非常に優秀なご老人官僚や老人学者もいるのです。問題は出来が悪いのに勘違いして居座る多くの公務員なのでしょう。
霞が関にも利他的で国のために働く優秀な官僚が多くいるのです、若林さんが期待する渡辺行革大臣(当時)らがそんな優秀な官僚と手を組んで国の再生を目指してほしいと思います。
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