ノスタルジア 小池真理子 講談社文庫 2005
初出 単行本 2000

解説では幻想恋愛小説とある。小池さんの作品では珍しく犯罪の匂いがない。ただ登場人物が早く死んだりはするが。
幻想の意味はネタばれになるので控えるが、異界との逢瀬とでもいうのだろうか。
いつもながら小池さんの状況描写と心象表現は読者を作品に引き込む。
人が死なないので、安心してある意味読み終えると事が出来た。



ノスタルジア (講談社文庫)
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