市民事業 五十嵐敬喜 天野礼子 中公新書クラレ 2003
第一章 森からみえる日本の再生
第二章 無駄の再利用
第三章 自然再生エネルギーで暮らす
第四章 森と川と海をつなぐ
第五章 福祉・環境・まちづくり
第六章 ポスト公共事業社会の設計図
天野氏が色々と取材して地方の取り組み等を紹介している。
2009年には政権交代が行われ、コンクリートから人への掛け声が聞こえる。
緑の公共事業の旗振り役だった和歌山県知事は確か逮捕され、高知の橋本知事(森林環境税の人)もすでにリタイヤされている。
近自然工法やEMに関しても書かれている、補助金や助成金による事業もあるし、まさにプライベートセクターからの活動も書かれていて、市民事業という括りがぼやけているように思う。天野礼子氏の最近の林業がらみの書籍は林野庁べったりであるし、かならず政治家が登場したり、著名人(ニコル氏、養老孟司氏、立松和平氏等々)を担いで自論を展開しているように思う。
是非ともここに書かれている活動のフォローアップの報告をお願いしたいものである。場当たり的な事業や活動は結局自然破壊であったり社会の疲弊を招くのだから。

市民事業―ポスト公共事業社会への挑戦 (中公新書ラクレ)
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第一章 森からみえる日本の再生
第二章 無駄の再利用
第三章 自然再生エネルギーで暮らす
第四章 森と川と海をつなぐ
第五章 福祉・環境・まちづくり
第六章 ポスト公共事業社会の設計図
天野氏が色々と取材して地方の取り組み等を紹介している。
2009年には政権交代が行われ、コンクリートから人への掛け声が聞こえる。
緑の公共事業の旗振り役だった和歌山県知事は確か逮捕され、高知の橋本知事(森林環境税の人)もすでにリタイヤされている。
近自然工法やEMに関しても書かれている、補助金や助成金による事業もあるし、まさにプライベートセクターからの活動も書かれていて、市民事業という括りがぼやけているように思う。天野礼子氏の最近の林業がらみの書籍は林野庁べったりであるし、かならず政治家が登場したり、著名人(ニコル氏、養老孟司氏、立松和平氏等々)を担いで自論を展開しているように思う。
是非ともここに書かれている活動のフォローアップの報告をお願いしたいものである。場当たり的な事業や活動は結局自然破壊であったり社会の疲弊を招くのだから。

市民事業―ポスト公共事業社会への挑戦 (中公新書ラクレ)
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