足立さんが新書を出したと知って思わず購入。
足立さんの本と言えば、秋月岩魚さんとの共著である奥只見物語やイワナ棲む山里、さらには北里大学病院24時、森林ニッポンなど何冊か読んできて、好きな作家の一人である。
今回の作品は日本語版プレイボーイでのインタビュー記事をまとめたものであり、保阪正康、内田樹、佐藤優、森達也、島田裕巳、田中森一、溝口敦、重松清がインタビュー相手となっている。
この中で著作として読んでないのは森達也さんだけであることもあり、非常にインタビューに興味があり躊躇なく購入したのも事実である。
さて内容だが、さすがに足立さんである。事前の下調べが凄い。
インタビュー相手の著作を読み込み、質問を吟味して、何気に本来なら話したく無い様な事まで聞きだしてしまっている様に思う。
この辺は足立さん自身の青春時代の経験(1970年の漂泊)から培われたのかもしれませんね。
ただタイトルの「悪党」の評価は微妙ですがね(笑)



悪党の金言 (集英社新書 475B)
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北里大学病院24時―生命を支える人びと (新潮文庫)
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森林ニッポン (新潮選書)
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奥只見物語―イヌワシ舞う渓谷
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イワナ棲む山里 (ネイチャーブックス)
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1970年の漂泊
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