CNN.co.jp:スリランカ大統領、LTTEとの内戦勝利を宣言
戦場にかける橋という映画が撮影されたのも確かスリランカであった。1984年に調査で訪れた時にも、すでに焼き討ちに遭った商店があったりした。日本と同じく島国であり、その中で同じ人間が憎みあう。
自然環境に恵まれた美しい村々があった。
佐藤優さんは、民族紛争の根本解決はエスニッククレンジング(民族浄化、皆殺し)しかないと書かれていた事を思い出す。
多くの民間人や軍人が命を落として得られる平和というものが本当の平和なのか?
政府軍が勝てばそれでよいのか?
ゲリラ側からの視点がどうしてもメディアには載らない。
果たして、国家の論理とは、単一民族とある種の宗教のみで括ってよいのだろうか。
それを踏まえた上で、絶対に解り合えない他者をどのように理解していくのかが今後の問題のような気がします。そしてその姿勢こそが他者を尊重する事なのだとも思います。