ANA293便 6時50分発 ANA298便17時40分発
空港到着後 バスで市内へ
そして病院へお見舞いに。
面会制限中ですが許可を頂いているので部屋に。
奥様が居て少しお話をする。
生老病死という普遍、されど受け入れがたい。
電車で大学近くの駅へ
みぞれ交じりの強風の中、歩いて寮に。
当時は無かった多くの綺麗なアパートやマンションが立ち並ぶ。
そして当時と変らない寮がそこにある。
前日が追いコンだったとかで、もう少し早くビール券を持ってくれば
よかったと思う。
部屋を見て、屋上に上り、過ぎた時間を考える。

また駅まで歩き、市内に向かう。
駅から100円バスで博物館に行き、こんな素晴らしい博物館が学生時代から
あったんだと、一度も見なかった愚かさを嘆く。

2時に恩人のご家族と食事。
これまで食べたどの料理より旨いカニとカニ味噌鍋をいただく。
いくら食べても満腹にならないという経験は初めて。
生ビールと冷酒「鷹勇」で。
4時過ぎに長女と再度病院へ。
夏までに又来ると、そして岩牡蠣を食べようと話しかける。
タクシーで空港に向かう。
冷たい雪が舞う。

短い時間の中に濃縮された過去とタイムスリップしてしまったような
自分が漂い滓の様に沈殿していった。