土曜日 塩山に。
中村はるね先生と出合ったのは某県の研究所に入って直ぐだった。
恩師のT大産婦人科学のK教授から紹介されK病院に伺った。
臨床家との密接な研究協力は非常に大切であることはこの教授を見ていて習った様に思う。大学院生の小生意気な小僧にも腰が低く、学問に対しては実直。
はるね先生と一緒に某県で初めてのHIV感染者を見つけたのはその直ぐ後だっただろうか。
K教授からは当時、わだつみの会の理事長さんの娘さんであると教えていただいてはいたが、興味は無く、時を無駄に過ごしてしまった。

そんな思いを胸に、開所式に参加させていただいた。
何度かにわたってこの件は書き残していきたいと思う。
10万冊の蔵書の内3万3千冊をとりあえず整理されたとの事。

戦争無き社会を、そして武器無き社会を。
表札