ひたすら刈り払い機でエンジン音を轟かせ。

枝打ちした木を鉈で細かくし。

乾いた竹を鉈で切り目を入れ。

体の奥から汗が湧き出してくるような気分。

さらに、体表からは焚き火の熱が。

汗と熱とが焚き火の煙で混ざり合う(逢う)。

言葉に表すことの出来ない充実感を自己満足とうい時間が蓄積する。

ふと想い出す。親父と庭で行水用のお湯を大きめな飯炊き用のお釜で沸かしたことを。
そんな刷り込まれた時間の蓄積が親父の年になって回帰してきたのかもしれない。

そんな秋の始まりの夕方。