1984年初めての海外旅行(海外調査)がアフリカでした。
20代大学院時代。
まったくの生意気、自己中、わがまま放題だったように思います。
そして自暴自棄でもあったと思います。

動物好きですからアフリカには興味津々ではありましたが、まさか研究という文脈でアフリカに行けるとは思っていませんでした。

50歳近くになり、「アフリカの水を飲んだ者は再びアフリカへ帰る」という諺(原文を知りませんが、誰か知っていたら教えてください)が身にしみます。

別にアフリカでなくても良いと思います。日本の山村でも漁村でも良い様に思います。

普通に笑い声があり、子供がキラキラした目で走り回る光景がなぜか網膜に焼き付いています。老人が敬われ、男と女が同じ目線で語り合う。

おそらく普通にあった近世日本でしょう、そしてアフリカに田舎も。

人類が生まれ、宗教が生まれ、歴史が生まれたこの地。

そろそろ往生際を考えながら自然に逆らわずに生きていきたいと思う今日この頃である。

まあ、ほとんど好き放題に生きてきたわけだから、何かご奉公しないとバチがあたる訳です。

キバブとスタービアーで出来上がり系のオヤジの戯言でした。