高瀬川のほとり: コイの季節
こんな文章に触れると日本の自然もまだまだ大丈夫かなという楽観的思考に導かれます。机上の理論も大切です、鳥瞰図的視野も必要でしょう、そして虫の眼的視点も必要な事を実は教育的現場特に大学なんかでは習わない事に問題があったのかもしれませんね。欧米的なある種、自然は管理可能な対象だという思想が、本来日本に土着の自然との折り合いの中で「覚悟」をもって共生共死を学問上有意だと考えてしまったのかもしれません。そして今、その西洋思想に疲れ、飽きて、やっと日本の自然の本来の付き合い方に多くの人が気が付いたのかもしれません。